株式会社トーヨーエネルギーファーム(福島県相馬市/代表取締役:岡田吉充)が代表事業者として取り組んでいる「北スマトラ州10MW小水力発電プロジェクト」は、日本国及びパートナー国の代表により構成されるJCM合同委員会にて、プロジェクトとして登録が承認されました。今回の登録承認に続き、今後、排出削減量の検証によりクレジット発行を達成し、NDCに寄与してまいります。
本事業は、2016年の「二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」を活用し、インドネシアにおける小水力発電プロジェクトの第一号案件として、インドネシア国北スマトラ州にて小水力発電所を建設し、2020年8月に商業運転を開始しています。
運転開始以降、日本側の管理の下、現地スタッフにより最適な運転・保守を実現し、計画を上回る発電量を記録しています。
水力発電設備(5MWx2) 設備 保守・点検
※ 優れた脱炭素技術等を活用し、途上国等における温室効果ガス排出量を削減する事業を実施し、測定・報告・検証(MRV)を行う事業。途上国等における温室効果ガスの削減とともに、JCM を通じて我が国及びパートナー国の温室効果ガスの排出削減目標の達成に資することを目的とする。優れた脱炭素技術等に対する初期投資費用の2 分の1 を上限として補助を行う。