下茹でダイコンは、弊社の主力商品の一つとなっております。 輪切り、半月、銀杏切、乱切りなど、様々な規格の商品を開発し、年間を通じて販売しております。
〔原料の仕入と管理〕
原料の仕入先は、収穫時期により、山東省、河北省、雲南省、内モンゴルなどの各栽培基地になります。化学肥料の使用は最小限で、有機農法を多く取り入れた栽培基地から仕入れております。
原料の保管は、鮮度を保持するため、収穫した圃場から提携工場にダイレクトに輸送し、規定の仕入検査を行い、合格した原料のみを工場内の専用冷蔵倉庫に保管します。冷蔵庫内は、鮮度を保つための最適な温度湿度を保たつように管理しております。
〔商品化の拘り〕
ダイコンの特性上、収穫からの保存期間が長くなると、他の原料と違って劣化の進みは早く、鮮度感が著しく落ちてしまいますので、収穫してからは出来るだけ短期間で商品化することを心掛け管理しております。
下茹でダイコンとして商品化したものは120日間一定の鮮度が保てるようになっておりますが、漂白、保存料などの添加物は一切使用しておりません。pH値は5.2~5.5位となっており、酸味を感じることはありません。
また、水洗いなどは必要なく、袋から調理用の鍋などにダイレクトにダイコンを入れてご使用頂けるのも大きな特徴と言えます。
ダイコンは、成分のアントシアニン酸が空気や光に触れるなどで、薄いピンク色や茶色、薄い灰色、場合によっては淡い青色などに変色するケースがあります。変化したことによる栄養成分の減少や劣化は殆どなく、食味・食感・風味などが落ちるなどといった問題は一切ありません。これに関する検査は、国内の第三者機関の食品分析検査機関で検査確認を頂いております。 現在の商品では、このような変色は、独自の管理ノウハウと生産技術で殆ど見受けることが無くなっております。
〔商品の多様性〕
調理法は様々で、大きめの輪切りは、ふろふき大根やおでん大根など、半月切はブリ大根や豚の角煮・乱切りは、根菜類の煮物、小さい乱切りなどは、けんちん汁や豚汁の具材など、幅広くご利用頂いております。
一昨年より、新たな下茹でダイコン商品として、より調理時間を短縮するため、独自の出汁で下味付けした下茹で大根商品も販売を開始しております。安定した味付けと仕上がりなどで高い評価を頂き、幅広い分野でご利用されております。